トリクルダウンとは|上が豊かになれば下にも回るという考え
トリクルダウンとは、豊かな人や大きな会社がさらに豊かになれば、その富がやがて下にも回っていく、という考え方です。
トリクル(trickle)は「したたり落ちる」という意味の英語です。
どういう筋道か
まず上を潤せば、あとから下にも届くという順番で考えます。
会社の利益が増えれば、設備に投資して働く場所が増え、給料も上がる。だから減税などで会社や富裕層を後押しすればよい、という主張につながります。
実際はどうなのか
この考えのとおりに進むとは限らない、という見方が強まっています。
利益が増えても、給料や設備ではなく、会社の内部に積み上がったり、株主への配当に回ったりすることがあるためです。
一方で、投資が増えて雇用が生まれる場面も現実にあります。いつでも起きない、とも言い切れません。どちらに転ぶかは、そのときの状況によります。
言葉の使われ方
もともと批判する側が付けた呼び名です。
「トリクルダウンは起きなかった」という形で目にすることが多く、政策を推す側が自分からこの言葉を使うことは、ほとんどありません。学問の世界に「トリクルダウン理論」という名前の理論があるわけでもありません。
ニュースで見かけたら
この言葉が出てきたら、誰が言っているのかを見てください。政策を説明する側と、批判する側とで、まったく違う意味合いで使われます。
関連する言葉
これは個人の見解です。投資は最終的に自己責任で。
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