経済成長率とは|国全体の稼ぎが前より増えたかどうか
経済成長率とは、国全体で新しく生み出された価値が、前と比べてどれだけ増えたかを表す割合です。
もとになる数字はGDP
GDPは、その国で一定の期間に新しく付け加えられた価値の合計です。
パンを売った金額が、まるごと入るわけではありません。仕入れた小麦粉の代金を引いた、パン屋が新しく付け加えた分だけが入ります。小麦粉の分は、小麦を作った人や製粉した会社の側で数えられています。同じものを二度数えないための決まりです。
ものだけでなく、散髪や電車のようなサービスも数えます。
このGDPが前の期や前の年と比べて何%増えたかが、経済成長率です。
実質と名目があります
名目は、その時の値段のまま計算したものです。実質は、物価の変動を取り除いたものです。
去年と同じ量しか売れていなくても、値段が上がっていれば名目のGDPは増えます。それでは景気が良くなったのか分かりません。
そこで物価の影響を差し引いたものが実質GDPで、景気の話でよく使われるのはこちらです。
誰が発表するのか
内閣府が発表しています。
3か月ごとに区切って計算し、まず速報が出て、そのあと何度か直されます。5年ほどごとに、過去の数字までまとめて改定されることもあります。一度出た数字が、後から変わります。
ニュースで見かけたら
「年率」と付いていることがあります。これは3か月分の伸びが1年続いたと仮定したら何%になるかという計算です。実際に1年でそれだけ増えたという意味ではありません。
数字が小さく見えても、国全体の合計に対する割合なので、金額にすると大きく動いています。
関連する言葉
これは個人の見解です。投資は最終的に自己責任で。
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