失業率とは|働きたいのに仕事がない人の割合
失業率とは、働きたくて仕事を探していて、すぐ働ける状態なのに、仕事に就けていない人の割合です。
「探している」だけでなく、仕事があればすぐ就けることも条件に入っています。
全員が分母に入るわけではありません
ここがいちばん誤解されるところです。
分母になるのは、15歳以上のうち、働いている人と、仕事を探している人を足した数です。国民全体でも、大人全体でもありません。
そのため、探すのをやめた人は、分母からも分子からも外れます。あきらめる人が増えると、失業率は下がることがあります。数字が良くなったからといって、必ずしも状況が良いとは限りません。
仕事を持っておらず、働いてもいないし探してもいない人は、この数に入りません。ただし、学校に通っていても家事が中心でも、その週に働いていれば就業者として分母に入ります。「学生だから入らない」ではありません。
誰が調べているのか
総務省が毎月調べて発表しています。
全国から選ばれた世帯に、調査の月の終わりの1週間の状況を聞き取る形です。その1週間に、収入をともなう仕事を1時間以上した人は就業者です。仕事を持っていて休んでいただけの人(給料が出ている休業中の方など)も、就業者に数えます。
景気とのつながり
景気が悪くなってから失業率が上がるまでには、時間の差があります。会社はまず採用を減らし、それでも足りなければ人を減らすからです。
そのため失業率は、景気の後を追って動く数字として扱われます。
ニュースで見かけたら
「失業率が改善」と聞いたら、働く人が増えたのか、探す人が減ったのかを見てください。同じ数字の動きでも、意味が正反対になります。
関連する言葉
これは個人の見解です。投資は最終的に自己責任で。
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