実質賃金・名目賃金とは|給料の額と、買えるものの量
名目賃金とは、受け取る給料の額そのものです。実質賃金とは、その給料で買えるものの量です。
読み方は、めいもくちんぎんとじっしつちんぎんです。
給料が増えても、買えるものは減ることがあります
給料が2%増えたとします。同じ年に物価が3%上がっていれば、買えるものは去年より減っています。
このとき、名目賃金は増えていて、実質賃金は減っています。ニュースで「賃上げなのに実質賃金はマイナス」と言われるのは、この状態です。
どちらを見るかで話が変わります
自分の生活が楽になったかどうかは、実質賃金のほうに出ます。
会社が「今年は3%の賃上げをした」と言うとき、それは名目賃金の話です。その年に物価が何%上がったかと並べて、はじめて意味が分かります。
家計での確かめ方
去年と同じ買い物をして支払う金額が増えているのに、給料の額が変わっていなければ、その分だけ給料の値打ちは下がっています。
給料も増えているなら、どちらの伸びが大きいかで決まります。給与明細の額が変わっていないこと自体は、変化がないことを意味しません。
ニュースで見かけたら
「実質賃金が◯か月連続でマイナス」は、給料の伸びが物価の伸びに追いついていないという意味です。
多くの場合は、給料は上がっているが、値段の上がり方のほうが速い、という状態です。
ただし、給料そのものが減って実質賃金がマイナスになることもあります。2020年がそれにあたります。どちらなのかは、名目賃金の数字を見ないと分かりません。
関連する言葉
これは個人の見解です。投資は最終的に自己責任で。
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