2026年 上半期の株式市場を振り返る 日経平均は半年で約4割高、主役はAI・半導体【2026年6月】
ひとことで言うと:2026年の上半期、日経平均は2025年末から約4割(+39%)も上昇して7万円台に乗りました。引っ張ったのはAI・半導体株。ただし6月後半は史上最高値と急落を繰り返す乱高下があり、為替は約39年半ぶりの円安に。半年の流れを振り返ります。
この記事は2026年6月30日時点の概要です。相場は刻々と動きます。特定の銘柄・商品をすすめるものではありません。投資はご自身の判断と責任で。
半年でどれくらい上がった?
2026年6月30日で、上半期(1〜6月)の取引が終わりました。半年の成績を数字で見てみましょう。
- 2025年末(大納会)の日経平均終値:50,339円
- 2026年6月末時点:7万円前後
つまり、半年で約2万円・約39%の上昇です。半年で4割近く上がったというのは、相当に強い相場だったといえます。
上半期の主役は「AI・半導体」
この上昇を引っ張ったのは、AI(人工知能)関連と半導体の銘柄でした。
東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、キオクシアといった、AI向けのメモリーや半導体製造装置に関わる企業に資金が集中しました。生成AIの普及で「半導体の需要は本物だ」という期待が、株高の原動力になった半年でした。
ただし6月後半はジェットコースター
良いことばかりではありません。6月の後半は、史上最高値と急落を何度も行き来する乱高下になりました。
- 6月25日:終値ベースで史上最高値の72,366円(ザラ場の高値は6月22日の72,831円)
- 6月26日:一転して3,005円安(-4.15%)。下げ幅は歴代3位で、7万円を割り込んだ
- その後も最高値圏と急落を往復
テーマがAI・半導体に集中しているぶん、好材料が出れば急騰、悪材料が出れば急落、と値動き(ボラティリティ)が非常に大きくなりました。
為替は約39年半ぶりの円安
株式と並んで、上半期は円安も大きなテーマでした。
ドル円は6月30日に一時162円台に乗せ、約39年半ぶり(1986年以来)の円安水準を更新しました。政府・日銀は4〜5月にも11兆円規模の円買い介入を実施しており、追加の介入があるかが引き続き警戒されています。
円安は輸出企業には追い風ですが、輸入品やエネルギーの価格を押し上げ、家計には負担にもなります(→円安・円高ってなに?)。
下半期(7〜12月)の注目点
下半期に向けて、市場が注目しているのは主に次の3つです。
- AI・半導体の過熱が続くか:期待先行で上がってきた面があり、反動には注意。
- 追加の為替介入があるか:162円を超えてさらに円安が進めば、警戒が一段と高まります。
- 米国の金融政策:米国の金利の動きは、為替(円安)にも株にも影響します。
まとめ
- 2026年上半期、日経平均は2025年末比で約+39%と大きく上昇。主役はAI・半導体。
- ただし6月後半は史上最高値と急落を繰り返す乱高下。テーマ集中の裏返し。
- 為替は約39年半ぶりの円安(一時162円台)で、追加介入が警戒される。
- 下半期はAI半導体の過熱・追加介入・米金融政策が鍵。
上がった半年でしたが、値動きも激しい局面です。こういう時こそ、目先の上下に一喜一憂しすぎず、長期・分散の目線で構えることが大切です(→相場のボラティリティとは?)。
これは一般的な情報提供であり、特定の金融商品の売買をすすめるものではありません。投資はご自身の判断と責任でお願いします。
参考にした情報
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